吾妻山の会

針ノ木岳縦走(黒部川下の廊下からの転進)

日時 : 2011.10.8(土)〜10(月)

山域 : 針の木岳

1/25000地図 : 黒部湖・十字峡

メンバー : CL氏家・中澤・高泉・渡邉久(記)

【コースタイム 】 

108 扇沢910→大沢小屋10201400針ノ木小屋(泊)

109 針ノ木小屋630→針ノ木岳730→スバリ岳820→赤沢岳10     

      00鳴沢岳1105新越山荘12001400種池山荘(泊)

1010 種池山荘611→爺が岳636654種池山荘710扇沢900

〈報告〉

107日 福島西インターチェンジ駐車場集合し1900出発。高速に乗るとすぐに渋滞。郡山から磐越道に入り、北陸自動車道、上越で上信越道、長野道に入り、豊科で高速を降りて大町から扇沢まで。降りてからこの間、ガソリンが少なくなって、赤ランプが付きだす。しかし、氏家さんは動じず、登りでもガソリン食わないように運転。

さすがだ!扇沢市営駐車場に到着。車の中で仮眠。

 

108500起床。630のトロリーバスに乗れるように準備。扇沢駅の様子を見がてら、切符を先に買っておこうと並んでいると、係の人が、「昨日下の廊下で落石があり1人死亡、同日夕方震度6の地震があり、下の廊下の下流が崩れているので、行かれる予定の方は、室堂派出所に電話をかけて状況を聞いてください。」と触回っている。取りあえず、往復黒部ダムまでのトロリーバスと手荷物の切符を買って黒部ダムまで行く。出発を待っている間に、派出所に電話をかけて、確認すると、「十字峡近辺が崩れ、危険な状態にあるので、下の廊下は通れない。」とのこと。内蔵助平は通れるか、問い合わせているうちに、改札を通ってしまう。最悪の事に、帰って来た回答は、「内蔵助谷出合い近辺も崩れているので危険。入るなとしか言えない。」との事。トロリーバスにて黒部ダムまで行き、みんなで会議。転進先を針ノ木岳周遊コースに決定。黒部ダム往復切符10,800円は、泣き寝入りかと思いきや、改札の臨時職員の軽いアドバイスで、高泉交渉人が関電と交渉して返金してもらう(^^)v

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テキスト ボックス: 針ノ木岳山頂から剣岳
  




::::private:var:folders:I6:I6aIKoJ7GOuT4Q1gjYgG2++++TI:-Tmp-:com.apple.mail.drag-T0x710cb0.tmp.89yLMH:PA080009.jpg 振り出しに戻って、パッキングをし直し、水の確保をどうするか、検討しながら扇沢市営駐車場(無料)を出発。高泉さん情報だと、稜線上は水場がないので担いで行かなければならないとの事。取りあえず、針ノ木小屋手前の沢沿いで一度はくめるので、1人1ℓだけ持って行く事にした。大沢小屋まで1時間10分ここで小休止。本当に天気がよく暑くなって来た。紅葉はもう終っているらしかった。そういえば、9月に剣に行ったとき室堂は紅葉真っ盛りだった事を思い出した。ここを過ぎると、針の木雪渓の沢沿いをずーっと歩くことになる。大きな雪渓の残骸が現れる。氏家さんが、久々に縦走したのと重い荷物で、足が吊ったらしく、小休止。トップを行っている中澤さんと離れてしまうので大きな声でコールする。中澤さんに以前もらった足つり防止用の漢方薬を渡し氏家さんに飲んでもらう。すれ違う登山者にまだ上に水をくめるところがあるか聞くとあるとのこと。さらに上に進む。トップを行く中澤さんがここが最後の水場だと言うので水2.5ℓくんで、氏家さんと高泉さんを待つ。と、高泉さんだけが上がって来た。氏家さん足が両方つってしまったらしい。先にテン場に行って、高泉さんと中澤さんで氏家さんを迎えに行くとのこと。針の木雪渓を三人で、黙々と登る。2時に針の木小屋に到着。テントを張り、高泉さんと中澤さんが氏家さんを迎えに行く。私は、テントで荷物を整理し、お湯を沸かして待つ。三人がテン場に着くと、すぐに宴会。氏家さん、少しゆっくりくつろげばいいのに、宴会の準備に入る。メタで焼き肉をして、山では滅多にできない美味しい贅沢な宴会となった。

 

109日 昨日のうちに朝ご飯を作って各自に渡し、朝630分に出発。途中で朝ご飯を食べる。730分に針ノ木岳山頂に立つ。360°のパノラマ。北鎌尾根からの槍ガ岳、剣岳はもちろん、これから行く種池山荘、爺が岳までの稜線、鹿島槍ガ岳、白馬岳が見えた。いくら見ていても飽きない。スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳、岩小屋沢岳と山頂を踏む。岩小屋沢岳まで来ると、剣岳の景観も変わり、平蔵谷、長次郎谷、三の窓雪渓、小窓雪渓も見える。種池山荘までもう少しと思ったとたんなかなか着かない。中澤さんが、種池山荘手前の池塘の前で止まっている。きれいだからこの水を汲んで飲み水に使えるという。高泉さんも氏家さんも「きれいだ!使えるよ!」先輩方三人は、意見が合う。内心「うへーっ!まじかよ!!」と思うが、逆らえないので、「体力あったら、爺の往復するので先に行っています」といって、その場を去る。やっとの思いで、テン場に着く。テントで昼寝がしたいと思って、爺の往復は明日にして、テントを張る。高泉さん、氏家さん到着。着くよりも早く、ビールを冷やし余念がない。またまた焼き肉宴会の始まり。肉付き軟骨、これがまた美味しい。仕事の後のビールは最高だ。岡山から来た単独女性と名古屋から来た単独男性にも振舞い、宴もたけなわ!

高瀬ダムから北鎌尾根と槍ガ岳          残雪が見える 

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1010日 昨日寝たのが早かったので、朝、目を覚ますのも早かった。4時に起きて、うどんを食べて、テント撤収。610分に中澤さんと私は、空身で爺が岳を往復する為に出発。中澤さんが先に山頂について、私は32分ごろに山頂と到着。山頂で、中澤さんと360度のパノラマを楽しんで、帰りは中澤さんと走って下る。途中登ってくる高泉さんとすれ違う。高泉さんの帰りを待って、710分に種池山荘を出発。後は、下るだけ。      

::::private:var:folders:I6:I6aIKoJ7GOuT4Q1gjYgG2++++TI:-Tmp-:com.apple.mail.drag-T0x710cb0.tmp.4wjdE5:PA100077.jpg目的の「黒部の下の廊下」は、楽しめなかったが、いろいろ楽しめた山行となった。そんな事を思い出しながら、後ろを振り返りつつ下山路を歩いた。

 

::::private:var:folders:I6:I6aIKoJ7GOuT4Q1gjYgG2++++TI:-Tmp-:com.apple.mail.drag-T0x710cb0.tmp.gfIK4v:PA100078.jpg扇沢から、ガソリンの入っていない車で移動。氏家さん、エンジン切って、山道を下る。対向車とすれ違う時が怖いが、氏家さんの運転テクニックがあって大町の「薬師の湯」まで無事到着。ここで一汗流し、今度はガソリンスタンドを探す。道間違えてなかなか見つからない。とにかく、R147にでて、やっと車にご飯をあげることができた。一安心。安曇松川道の駅で近所に住んでる友達とちょっとだけ会い、高速に乗り帰途につく。米山Pで、高泉さんおすすめの「ます寿司」買い、駐車場でみんなで食べる。おいしかった。皆さん、楽しい山行、ありがとうございました。お疲れさまでした。

                                       

【追記】種池山荘の由来

むかし、田植えの種苗を作るとき、種もみをこの付近にある池塘に浸けていた事から種池と名前がついたらしい。