吾妻山の会                                    Back

巻機山(マキハタヤマ)からのメッセ-ジ(写真も)遊佐さんより届きました。

● 410日(金)午後8時 福島市の高泉家を出発。世の中はETCと浮かれていますが、文明社会から取り残された我々3人はETC搭載車を持たないのでIC河東~IC六日町4950円の高速料金を支払う。午後11:00塩沢着。

● 11日(土)快晴。5:45清水集落を出発、わかんで井戸尾根の急登に鼻歌ヒ~ヒ~と挑んでいると下から「オーイ、オーイ」の呼び声。第2班「巻機山往復コース」の宍戸さんがスキーで追いかけてきました。ニセ巻機山でまでいっしょに登り昼食12:1013:00。そこからは第1班の3人で「ロングコース」を目指す。13:50巻機山頂から南へ、雪が少ないうえに暖かくなってゆるくなった雪にわかんでも潜り難儀して稜線を進む。予定より遅れ目的の幕営地より手前の米子頭の手前の鞍部に幕営16:00

● 12日(日)快晴5:50出発。米子頭、柄沢山10:25、檜倉山13:30、前日からの遅れもあり大烏帽子山の手前で幕営14:30。テントを張って利根源流の雪の山々と谷川連峰と巻機山を眺めながら(最高のつまみ)、コーヒーとお酒と楽しい話(これもまた最高のつまみ)で贅沢なときを過ごす。

● 13日(月)4:00パラパラと雨の音で起床、エ~雨具の出番かと心配したが直ぐに雨があがって朝食、テント撤収し6:55出発。大烏帽子7:55、ここからはヒドゥンクレパスと雪庇に緊張しながらも楽しく歩く。ジャンクションピーク10:45。ここに指導標あり「巻機山 難路 道ナシ」と。登山道が無いから残雪期のイマダケ(今だけ)コースをここまで来たのかとちょっと誇らしくなる。ここからもヒドゥンクレパスに難儀しながら、12:40清水峠の白崩避難小屋に下る。13:40冬路の頭から十五里尾根(謙信尾根)を下り十五里尾根分岐の登川の河原までどんどん下る16:00。雪解けで増水した川はゴーゴー、橋は無し。ロープで確保して徒渉、ここが今回の最大の難所。遊佐は川の真ん中で足下をすくわれ尻もちをつく、高泉さんの「立て~っ」の声に励まされやっとこさ対岸へ。高泉さんと今井さんを心配させてしまいました。清水街道をてくてく集落まで1時間40分。

 3日間とも快晴、わかんとアイゼンで(わたしのスノーシューはほとんど役立たず)すばらしい景色を満喫し貴重な体験をした山行。メンバーは、くどきじょうずな植物学者の高泉さん、くどかれじょうずな技術者の今井さんとがんばった遊佐です。


 追記 (考察)

 3日間の好天が続き、高温により雪が腐り、ワカンでも潜るほどで行程も予定どおりに進まなかったし、最後の徒渉でも難儀した。
燃料(ガス)は半分で間に合い、食糧も残ったことなどから、さらに軽量化を図り、スキーを活用すれば、計画通りに歩を進めることができたかも知れない。また、メンバーがもう少し居れば共同装備も分担できたものと思われる。
そして、計画には余裕を持たせ、60%の力を発揮しても「やれる」計画とすべきであったと反省している。

 それにしても、芝倉沢は物凄い迫力があり、山スキーの訓練を充分に行い是非チャレンジしてみたい。( T 記 )

                                                             




  井戸尾根を登る。割引山ニセ巻機山が見える。


 
 巻機山の山頂をめざす。


   巻機山から灌木とゆるくなった雪に足をとられ稜線を南下。



           幕営地から米子頭の登り。

   

       柄沢山頂から谷川をバックに。

   

    越えてきた檜倉山。この先が12日の幕営地。



■

    大烏帽子山orジャンクションピーク(?)(右上)へ細い稜線の雪庇を越える。



    ジャンクションピークの指導標「巻機山(難路 道ナシ)」


       十五里尾根(謙信尾根)は鉄塔、送電線と出会いながら下る。


                                 END


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